正しいタオルドライできていますか?
間違ったやり方をしていると髪がバサバサの傷んだ髪の毛に!
女性はもちろん、男性にとっても大事な髪の毛。一本の髪の毛の寿命は4年〜6年であり、間違ったやり方では寿命が短くなってしまいます。将来の髪のためにも適切なタオルドライの方法を学んでみましょう!
ちなみに髪は約75cm伸ばすのが限界です。髪を伸ばしたい!って人なおさら丁寧に髪をあつかってあげましょう。(それ以上伸びている人がいますが例外です)
タオルドライは肝心!手を抜くとキューティクルがやられる!
お風呂上がり、最初に身体を拭いてから「濡れたタオルでゴシゴシ」または「ちょっと頭を拭いてから、身体を拭き頭をそのままゴシゴシ」なんてしてませんか?
特に男性に多いのではないでしょうか。
洗髪後、髪はキューティクルが開いた状態となります。キューティクルは閉じることで髪にツヤを与えます。また水分やタクパク室を内部でキープする働きをしており、これにより髪に栄養素が保持されます。
つまり髪が濡れていると髪の内部がむき出し状態となり内部の栄養素が流出しやすく、また鎧(キューティクル)が装備されていないため、痛みやすい(切れ毛、枝毛)状態となります。
髪はキューティクル、コルテックス、メデュラから構成されており、それぞれ役割があります。コルテックス、メデュラを守るためにもキューティクルを開かないように適切な乾かし方をしましょう。
コルテックス:髪にしなやかさ
メデュラ:未だ不明な点が多いが太く丈夫な毛にはメデュラが多い。また髪に保温性を与えるなど色々な説あり。
タオルドライのやり方
濡れてキューティクルが開いた状態は、髪が痛みやすいため優しく乾かす必要があります。
ゴシゴシとタオルで拭いてしまうと摩擦により髪は切れてしまいます。また濡れて柔らかくなった頭皮にもあまりいいとは言えません。毎日毎日傷をつけてたら頭皮環境によくないのは明らかですよね。
そのためタオルドライはタオルに水分を吸収させることを意識しましょう。濡れたタオルを使うなんてご法度!必ず濡れていないタオルを使用して下さい。
優しく包み込みタオルに吸収させる
乾燥したタオルで髪を包み込み、指の腹でもみながら水分を吸収させましょう。
毛先に関しては、髪をタオルで挟んで優しくパンパンと叩きながら水を吸収させて下さい。あくまでも優しくですよ!
タオルドライのコツですが焦らないこと!これにつきます。ゆっくり丁寧に押し当てながら水を吸収させると想像以上に早く乾かすことができますよ!
※吸収率のよいタオルを利用すればさらに乾かしやすいです。マイクロファイバー製のものや100%自然素材のものがおすすめとなります。
自然乾燥は絶対だめ!
自然乾燥させてしまう男性もしかしていません?または髪にタオルを巻いて、テレビをのんびりみたりしている女性。
絶対NGですよ!キューティクルが開いた髪は本当に痛みやすい。そして乾かすことを後回しにしてはいけない理由に雑菌があります。
濡れた髪をそのままにしておくと雑菌が繁殖してしまい頭皮にいる常在菌のバランスが崩れます。その結果、フケ、痒み、嫌な臭いが発生してしまいます。また皮膚に炎症を起こし様々なトラブルを発生させます。最終的には薄毛や白髪の原因にもなりかねません。
そのためお風呂からあがったら迅速にタオルドライを行いましょう。
ドライヤーやトリートメントを適切に
タオルドライの後はドライヤーとなりますが、ここでもポイントがたくさん!
簡単に説明すると乾かしすぎないことがポイントとなります。そのためにも
・短時間で乾かすこと
・風量が強いドライヤーを使うこと
・熱を与えすぎないように離すこと
この辺りは常識くもしれませんね。
また乾かす場所は乾きにくい場所から乾かすのがポイントです。これは乾かしすぎを防ぐためです。
最も乾かしにくい場所は後頭部、続いて側面となります。これらの根元から乾かすことを意識して下さい。毛先は非常に乾きやすいので最後にしましょう。
そして全てだいたい乾いたと感じたら冷風を当ててお終いとなります。(これでキューティクルがとじます)
洗い流さないトリートメント
万全を期すなら洗い流さないトリートメントを利用して下さい。これによりドライヤーの乾かしすぎを防ぐ(乾燥や熱のダメージ)ことができます。
そのため洗い流さないトリートメントはタオルドライの後に塗ってドライヤーで乾かしましょう。
正しいタオルドライ方法まとめ
濡れた髪はキューティクルが開いた状態であり、髪が痛みやすくなっています。
雑なタオルドライをしてしまうとキューティクルが剥がれてしまい、また摩擦により髪がズタズタに傷んでしまいます。
水分を吸収しやすい素材のタオルを使い(もちろん乾燥したタオル!)、タオルに水分を吸収させることを意識しながら乾かしましょう。
その後適切に洗い流さないトリートメントやドライヤーを使うことで綺麗な髪を維持することがきっとできますよ!